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木村カエラ「Scratch」 [日記]


web版「毎日新聞」の音楽のコラムを見ていたら、『主任研究員の目』
というコラムがあり、新しいアルバムなどのコメントがあった。

その中で、MISIAと一緒に【木村カエラ】が紹介されていた。

【木村カエラの3枚目「Scratch(スクラッチ)」は、ロック・アルバムだと思って聞くと肩すかしをくらう。タイトルには「傷」という意味と「スタートライン」という2つの意味を込めた。ジャケット写真には楽器や動物のオブジェ(すべて楽曲に関わる小物)の乗った苔むしたピアノに向かうカエラの姿。この姿を見て「あれ、これまでとなんか違う」と直感した。

 1曲目「L.drunk」のイントロはポップ(ちなみにLはLOVEの意味だそうだ)。これまでの彼女らしいなと思って聞き進めると、3曲目から様子が変わってくる。ひと言で言うと、内省的。4曲目「ワニと小鳥」など少しねじれたファンタジックな世界観の歌詞、メロディーで覆われている。7曲目「きりんタン」はサビのコーラスが秀逸だ。8曲目のタイトル曲でアルバムは一つのピークを迎える。ピアノの黒鍵、シャープやフラットの不思議な音を使って歪んだ世界を表現した。9曲目「SWINGING LONDON」はブリティッシュ・ロックの香りがするカラフルでカッコいい曲。モード学園のCM曲でコワかっこいい感じを表現した11曲目「TREE CLIMBERS」からラスト3曲はロックにまとめた。ラストの「Ground Control」は彼女が好きなイギリスのバンド、FARRAH(ファラー)のメンバーに曲を依頼した全編英語詞の気合いに入ったナンバーだ。

 楽曲提供は前作から引き続き會田茂一(EL-MALOなどで活躍)、クラムボンのミトのほか、BEAT CRUSADERS、ヒットメーカーの亀田誠治など多彩な顔ぶれで彼女の世界を彩る。正直に言うと、個人的には後半のロックな曲がよかった。でも中盤の静かめな曲も個性が出ていて面白い。さまざまな世界を見せながらも1枚の作品としてまとまっていて、聞き応え満点だ。

 J-POPのリスナーの耳がこえているということか。実力のあるアーティストが時間をかけて納得のいくまでアルバムを製作すると、こんなに完成度の高いアルバムができるのか、と改めて感心した次第。(細田尚子)】

このアルバムは発売当時、何故か病みつきのようにくり返し聴いた
覚えがある。

実は木村カエラそのものは、当初「カワイイ」ってイメージだけで
それほどの興味も無かったのだけど、自分の青春時代を飾った
『サディスティック・ミカ・バンド』とのジョイントで一気に
注目のミュージシャンになったのでした。

逆に「カエラのボーカル曲少な過ぎ」だし、「もっとカエラを
フューチャーせいよっ!」って感じた次第です。

上手いです。(ミカよりカレンより可愛いし♪)

ともかく、今はとってもお気に入りの一枚になってます。

◇木村カエラ「Scratch」
1.L.Drunk
2.Magic Music
3.Snowdome
4.ワニと小鳥
5.Dolphin
6.Sweetie
7.きりんタン
8.Scratch
9.Swinging London
10.Never Land
11.Tree Climbers
12.Joey Boy
13.Ground Control (Album Mix)
発売日:2007年2月7日
レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
価格:2940円(DVD付き初回限定盤3465円)

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